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幼児が片づけやらない悩みを解決!3歳・4歳が動き出す8つの方法

幼児期の子どもが片づけやらない理由|今すぐできる8つの方法 子育て

「片づけようね」と何度言ってもできない…
おもちゃが散らかった部屋を見るたびに、ため息が出てしまいますよね。

「幼児期の子どもっていつから片づけできるの?」

「私の声かけの仕方がよくないのかな…?」

というふうに不安に思われるママやパパも多いのではないでしょうか。
子どもが3歳、4歳になってくると、そろそろお片づけできるようになってほしいな‥と思いますよね。

幼児が片づけをやらないのは、性格の問題でも育て方の問題でもなく、“発達的にできない理由がはっきり存在する”からです。

そして、その理由がわかれば、お子さんに合った対処法も見つかり、どんなふうに声かけをしたらいいのかもわかってきます。

今回は、幼児が片づけをやらない理由を年齢別に、そして幼児教育を学んできた私が実践して、実際に効果があった解決方法を年齢別にご紹介します。

完璧を目指さず、「今日は昨日より少しできた!」そんな小さな成長を一緒に喜んでいきましょう。

【この記事を読むとこうなれる!】

✅幼児が片づけない本当の理由を、発達の観点から理解できる
✅すぐに家庭でできる!実際に効果があった8つのアイデア
✅ママ・パパのイライラを減らす考え方

幼児期の子どもが片づけをやらない5つの理由

幼児期の子どもが片づけをやらない5つの理由

まず知っておいてほしいのは、幼児が片づけをやらないのは「わがまま」や「甘え」ではないということです。

発達心理学によると、3〜5歳は「前頭前野」がまだ発達途上で、『物を分類する・順序立てる・一度に複数の情報を処理する』といった実行機能が未成熟の時期です。

ハーバード大学「Center on the Developing Child」でも、幼児期は実行機能の発達段階にあり、複雑な行動の整理や切り替えが難しいことが示されています。

つまり、片づけは“そもそも難しいタスク”なのです。

まずは幼児期の子どもが片づけをやらない理由を知ることで、「今片づけできてなくても仕方ないんだ」ということを感じてもらえると思います。

理由がわかれば、イライラも少し和らぎ、心に余裕を持ちながら育児と向き合えるはずです。

①脳の発達が未熟で片づけの概念が理解できない

2歳から4歳頃の幼児期の脳は、まだまだ発達途中で、大人が当たり前に思っている「片づけ」という概念を理解するのは、実はとても難しいことなんです。

「おもちゃを元の場所に戻す」
「カテゴリー別に分ける」
「きれいに並べる」


これらはすべて、記憶力・判断力・空間認識能力が必要な複雑な作業となってきます。
幼児期の子どもにとっては、まるで大人が外国語を覚えるようなものです。

特に2歳から3歳頃は「」に集中して生きているので、「後で片づける」という未来のことを考えるのはまだ難しいんです。

つまり、できないのは当然ということ!
焦らず、少しずつ教えていけば大丈夫です。

2歳は「ポイッと投げる」、3歳は「大きな箱にまとめて入れる」、4歳は「種類別に分ける」、これくらいが発達に合った片づけレベルだよ!

②遊びに夢中で「今すぐ片づけ」が受け入れられない

幼児期の子どもにとっての遊びは、大人が思っている以上に真剣で大切な時間…
積み木で何かを作っている時、おままごとでストーリーを考えている時、頭の中では創造力をフル回転させています。

そんなときに「片づけようね」と言われても、「えー、今?まだやってるのに…」というのが本音!
大人で例えると、好きなドラマを見ている最中に「今すぐ洗い物して」と言われるようなものですよね。

また、幼児期は「遊び=学び」の時期
遊びきった満足感があってこそ、気持ちよく次の行動に移れるんです。

まずは「もう少し遊んでから片づけようか」という、心の準備時間を作ってあげることから始めていくのがいいでしょう。

③場所を覚える力がまだ未発達で物の住所を覚えられない

「おもちゃをもとの場所に戻して」と言っても、幼児期の子どもにとっては「どこが元の場所?」という状態です。

大人には当たり前の『ここはブロック置き場』『ここは絵本コーナー』という物の住所が、まだしっかりと覚えられないんです。

とくに2〜3歳頃は、空間を把握する能力がまだ発達途中です。
さらに、収納場所が子どもの目線より高い位置にあると、「見えない=存在しない」状態になってしまうことも。

まずはシンプルで分かりやすい定位置を作ることから始めましょう。

④「やりたくない」という反発心

幼児期の2〜4歳は『イヤイヤ期』『反抗期』と重なる時期です。

「自分でやりたい」
「言われた通りにしたくない」


という気持ちが強くなるこの時期に、「片づけなさい」と命令口調で言われると、「やりたくない!」という反発心が湧いてしまうのです。

でもこれって立派な成長の証
子どもは、自分の意思を尊重されたいという気持ちがあります。

「一緒に片づけようか?」
「どれから片づける?」


など、選択肢を与えることで、反発心を和らげることができるでしょう。

⑤片づけの必要性や理由を理解できない

幼児期の子どもにとって『なぜ片づけをしなければいけないのか』は大きな謎です。
大人は『部屋がきれいになる』『次に使いやすくなる』というメリットを理解していますが、子どもには『片づける理由』がわからないのです

「片づけようね」と言われても、

「なんで?今のままじゃダメなの?」

というのが正直な気持ち。
散らかった状態でも、自分の欲しいおもちゃは見つけられるし、遊ぶのに支障がないんです。

また、『片づけ=遊び終了』だと思っている子も多いものです。
楽しい時間が終わってしまう合図だから、やりたくないという気持ちになってしまうのも無理ないですよね。

まずは『片づけをするとこんな良いことがあるよ』ということを、分かりやすく伝えていくことが大切です。

片づけをやらない幼児期の子どもが変わる「8つの方法」

片づけをやらない幼児期の子どもが変わる「8つの方法」

幼児期の子どもが片づけをやらない理由がわかったところで、今度は「じゃあどうすればいいの?」という疑問にお答えしていきます。

ここでご紹介する8つの方法は、実際に多くのママが試して効果があった実践的なものばかりです。
大切なのは『完璧にできること』ではなく、『少しずつでも片づけに興味を持ってもらうこと

ママも子どもも無理をせず、楽しみながら取り組める方法を見つけていきましょう。

① 片づける量を子どもサイズに調整する

幼児期の子どもにとって片づけが難しい原因の一つは、量が多すぎること』です。
全部を片づけさせようとすると、子どもは「こんなにたくさん、できない!」と感じてしまいます。

そこで、片づけの時間になったら、親があらかじめ7割程度片づけておき、残り3割を子どもにお任せしてみましょう。
「これとこれだけ片づけてくれる?」と具体的に指示すると、子どもも「これならできる!」と感じやすくなり、「これもできそう!」という意欲も湧いてきます。

子どもが『できた!』という達成感を味わえる量に調整することが、自信につながるポイントです。

② 幼児期の子どもの目線に合わせた収納を作る

幼児期の子どもが片づけやすくなる最大のポイントは、『子どもの目線で収納を考える』ことです。
大人にとって便利な高い棚は、幼児期の子どもには見えない・届かない→『存在しない場所』なんです。

子どもの腰から胸の高さに収納場所を作ると、自分で取り出せて自分で片づけられるようになります。

「片づけて」と言われた時に、物理的に『できる』環境が整っていることが大切なんです。
子ども用の小さなカゴやボックスを床に置くだけでも、片づけへのハードルがグッと下がりますよ

③写真ラベルで『おもちゃのお家』を明確にする

収納方法である【おもちゃのお家】のイメージ画像です。

「どこに何を片づけるか」を幼児期の子どもにも分かりやすくするために、収納ボックスに写真ラベルを貼る方法がとても効果的です。

文字が読めない幼児でも、ブロックの写真が貼ってあるボックスなら「ここはブロックのお家なんだ」とすぐに理解できます。
車のおもちゃ、お人形、絵本など、それぞれに専用の『お家』があることが視覚的に分かるようにしてあげましょう。

ラベル作りを子どもと一緒にやるのもおすすめ!自分で決めたルールなので守りやすくなるよ!

④片づけを遊びやゲームにして楽しくする

幼児期の子どもの『片づけ=つまらないこと』という印象を変えるために、片づけ自体を楽しい遊びにしてしまうのが効果的です。

たとえば「10数えるまでにブロックを全部お家に帰してね!」というタイマーゲームや、「赤いおもちゃから片づけよう」という色当てゲームなど。
音楽をかけて曲が終わるまでに片づけ競争!」も盛り上がります。

また、「おもちゃさんがお家に帰りたがってるよ」というストーリー仕立てにすると、片づけが優しいお世話に変身!

片づけを始める時間に少し余裕を持たせて取り組むようにすると、ストレスなく、楽しく片づけができるはずです。

⑤「一時お片づけボックス」を活用する

幼児期の子どもは、前頭前野がまだ発達途中で、「分類する・順序を考える・複数の情報を同時に処理する」といった作業がまだ難しいことが研究でわかっています。

そこで、とりあえずここに入れる専用のボックス』を用意してみましょう。

「今すぐ全部片づけよう」と言われても幼児期の子どもには難しすぎるし、まだ遊びたいから片づけたくないと感じてしまいますよね。

でも「散らかってるものを全部この箱に入れて」なら、幼児期の子どもでもできます。
分類は後でママと一緒にやればOK!

子どもも「全部入れるだけなら簡単!」と感じやすく、達成感も得られます。
完璧を目指さず、まずは「散らかったものがなくなった」という状態を作ることから始めましょう。

幼児教室で分類遊びを取り入れているのも、こうした発達段階を意識しているからなんですね。

⑥ 親が一緒に片づけてお手本を見せる

片づけをやらない幼児期の子どもには、「片づけなさい」と言うのではなく、親も一緒に片づける姿を見せることで、『どうやって片づけるのか)を教えてあげましょう

「ママはブロックを片づけるから、○○ちゃんは絵本をお願いします」というふうに、役割分担をすると、子どもも『一緒にやってる』という仲間意識が生まれます。

また、片づけながら

「○○ちゃん、とっても上手!ママより早いね!」
「きれいに並べるの得意だね」


など、具体的に褒めてあげるのもポイント。
子どもは親の動作を見て片づけのコツを覚えつつ、褒められることで『もっとやりたい!』という気持ちになります。

⑦片づけの時間とタイミングを決める

片づけをやらない幼児期の子どもに、いきなり「片づけよう!」と言っても、すぐに心の準備はできないものです。
片づけをする際は、毎日同じ時間に片づけタイムを作、生活リズムの一部にしてあげましょう。

たとえば『夕ご飯の前の10分間』『お風呂に入る前』など、他の行動とセットにすると覚えやすいです。
決まった時間があることで、親も「また散らかってる!」とイライラする回数も減るはずです。

片づける5分前に「あと5分で片づけタイムだよ」と予告してあげましょう。心の準備時間を取ってあげることが大切です。

⑧片づけができたら具体的に褒める

幼児期の子どもを褒めるときは、「えらいね」だけでなく、もっと具体的に褒めることで、子どもの『また頑張ろう』という気持ちを育てます。

たとえば「ブロックを全部箱に入れられたね!」「絵本をきれいに並べてくれて、とても見やすくなったよ!」など、何ができたかを具体的に伝えるのがポイント。

また、「ママも片づいた部屋で気持ちがいいな」「明日また気持ちよく遊べるね」など、片づけた結果、どんな良いことがあるかも一緒に伝えてあげましょう。

褒められることで『片づけ=嬉しいこと』という印象が定着し、子どもが自分から取り組むようになります。

子育てや幼児教育は、結果が目に見えず、即効性があるものではないからこそ、ママはつらく感じてしまうかもしれませんが、無理なく、継続を意識していきましょう。

【体験談】片づけをやらない幼児期の子どもへの具体的方法

幼児期年齢別|片づけをやらない子どもへの具体的方法

8つの方法をご紹介しましたが、
「うちの子の年齢だと、どのレベルまで理解できるの?」
「どんな言葉で伝えれば伝わるかな?」と思いませんか?

2歳・3歳・4歳では、理解できる言葉も心に残る言葉も全然違います。
年齢に合わない伝え方だと、子どもも「?」となってしまい、ママもモヤモヤしてしまいますよね。

そこで、私が実践したそれぞれの発達段階に合わせた具体的な声かけ例を、ここでは2歳から4歳の年齢別でご紹介します。
「あ、これならうちの子にも伝わりそう!」というものを見つけてみてくださいね。

幼児期2歳|片づけられるようになる声かけ例

(投げ入れるだけでOK) 「ブロック、ポイしよう!」

(ストーリー仕立て)「くまさん、お家に帰るよ〜」

(一人でやらせない)「ママと一緒にやろう」

(できたらすぐ褒める)「すごいね!上手だね!」

2歳の脳は「」に集中していて、「後で」「きれいに」など、具体的にどうすればいいかが分からない言葉はまだピンと来ません
また、記憶力も短いので『さっき遊んでいたおもちゃをどこに戻すか』も覚えていないことがほとんどです。

さらに、手先の細かい動きもまだ発達途中なので、『きれいに並べる』『丁寧に片づける』は2歳の幼児には難しいんです。

でも『物を掴んで投げ入れる』ことはできるので、まずはそこから始めてみましょう。

幼児期3歳|幼児が片づけられるようになる声かけ例

(場所を具体的に指定)「車のおもちゃさん、青い箱がお家だよ」

(選択肢を与える)「どっちから片づける?ブロック?それとも絵本?」

(ゲーム要素)「10数える間に片づけ競争しよう!」

(具体的に褒める)「お片づけ上手さんだね!ママびっくり!」

3歳になると『自分で決めたい』気持ちが強くなり、命令されるのを嫌がるようになります。
また、簡単な分類(色・大きさ・種類)が少しずつ理解できるようになりますが、一度に複数のことを覚えておくのはまだ難しい状態です。

手先も器用になってきて、『入れる』だけでなく『並べる』こともできるようになってきますが、
集中力はまだあまりないことがほとんどです。
短時間で達成感を味わえるよう、『これだけ』と具体的に範囲を決めてあげましょう。

幼児期4歳|幼児が片づけられるようになる声かけ例

(ルールを確認)「ブロックは赤い箱、お人形は白い棚だったよね?」

(未来の楽しみを提示)「片づけが終わったら、次は何して遊ぶ?」

(時間の概念を使う)「5分で全部片づけられるかな?チャレンジしてみよう!」

(年齢を意識した褒め方)「きれいに並べるの得意だね!さすが4歳さん!」

4歳になると「ルール」や「約束」を理解し始め、簡単な順序立てて考えられるようになります。

『まずこれをやって、次にこれ』という段階的な指示も理解できるようになり、『後で〜する』という未来のことも想像できるようになります。

手先の器用さもさらに向上し、細かい分類や整理整頓もできるように

ただし、完璧主義になりがちで『うまくできない』とイライラする子もいると思います。
もし子どもがイライラしはじめたら、

「全部できなくても大丈夫だよ」
十分きれいになったよ!ありがとう!」

と声をかけてあげると、子どもは気持ちが少し楽になるはずです。

片づけやらない幼児期の子どもへの「4つのNG対応」

片づけやらない幼児期の子どもへの「4つのNG対応」

幼児期の子どもに効果的な実践方法をお伝えしてきましたが、ついついやってしまいがちなNG対応もあるんです。
良かれと思ってやっていることが、実は逆効果になってしまうことも…

「あ、これやってた…」と思っても大丈夫!
完璧なママなんていないので、気づいたときから変えていけばいいんです。
「今日からちょっと意識してみよう」という気持ちで読んでみてくださいね。

「捨てるよ」と脅したり実際に捨てたりする

「片づけないなら捨てるよ!」という脅し文句、ついつい使ってしまいがちですが、これは子どもの心に深い不安を与えてしまうNG対応です。

🔦子どもにとっておもちゃは大切な宝物

「捨てられるかも」という恐怖心から片づけるようになったとしても、「怖いから仕方なくやる」という気持ちになってしまいます。
これでは自分から『片づけよう』という気持ちは生まれません。

さらに、実際におもちゃを捨ててしまうと、子どもはママへの信頼を失ってしまうこともあります。
『ママは約束を守らない人』『大切なものを勝手に捨てる人』という印象を持たれてしまうため、「片づけるとこんな良いことがあるよ」という前向きな理由を伝える方が、長期的には効果的なんです。

「片づけやらない子はダメな子」と決めつける

「片づけできない子はダメな子」
「○○ちゃんは片づけが上手なのに、あなたはできないの?」


など、子どもの人格を否定するような言葉は絶対にNG

幼児期の子どもは、親からの評価がそのまま自分への評価になってしまいます。

『片づけができない=自分はダメな子』
と思い込んでしまい、自己肯定感が下がってしまうのです。

また、他の子と比較されることで「どうせ僕(私)はダメだから…」という諦めの気持ちが生まれることもあります。

『片づけが苦手』なのと『ダメな子』は全く別の話。
「今は片づけが難しいけど、少しずつ覚えていこうね」という成長を見守る姿勢が大切です。

細かすぎるルールを押し付ける

「ブロックは色別に分けて、大きさ順に並べて、ケースのここに入れて…」など、大人目線の細かいルールを押し付けるのもNG対応の一つです。

幼児期の子どもにとって複雑なルールを理解することはまだ難しいです。
覚えきれずに『どうやればいいか分からない』状態になり、結果的に片づけから逃げてしまうことになります。

また、完璧にできないことで『また間違えた』『やっぱりできない』と自信を失ってしまう原因にもなります。
大人が『きちんとできる子になってほしい』と思う気持ちは分かりますが、子どもの発達段階に合わない期待は逆効果なんです。

最初は『大きな箱に入れるだけ』『同じ種類をまとめるだけ』など、シンプルなルールから始めて、できるようになったら少しずつステップアップしていく方が、子どもも達成感を味わえます。

親がイライラして感情的に怒る

毎日「片づけなさい」と言っているのに動かない我が子。
夕ご飯の準備をしたいのに散らかったまま。
SNSできれいな部屋を見るたびに「なんでうちだけ?」という気持ちになって、ついつい感情的に怒ってしまうことってありますよね。

でも「何度言ったら分かるの!」「いい加減にしなさい!」と怒ってしまうのは、実は逆効果です。
子どもは『怒られる=怖い』という気持ちが先に立ってしまい、『片づけって嫌なもの』というイメージがついてしまいます。

でもママだって人間だから、イライラするのは当然。
感情的になりそうなときは一度深呼吸して、「今日はここまででいいや」と割り切ることも大切ですよ

幼児期の子どもの片づけ習慣を長く続けるための「3つのコツ」

幼児期の子どもの片づけ習慣を長く続けるための「3つのコツ」

「効果的な方法も、NG対応も分かった。よし、明日から頑張ろう!」
と思っても、三日坊主になってしまっては意味がありませんよね。

片づけ習慣は長い時間をかけて取り組むことが大切ですが、無理をしすぎてママが疲れてしまっては元も子もありません。

そこで、親子で無理なく続けられる3つのコツをご紹介します。
継続こそが、一番の近道なので、「完璧じゃなくてもいいんだ」という気持ちで読んでみてくださいね。

①完璧を求めず「60点合格」で続ける

「きれいな部屋をキープしなきゃ!」と思うほど、実は続かなくなってしまうものです。
毎日完璧に片付いた部屋を維持しようとすると、ママが疲れて結局元どおりになってしまいます。

ママ目線の基準を変えて、『人が来ても恥ずかしくないレベル』で十分としましょう。
おもちゃが床に散らばってなければもう合格です。

『今日は一時ボックスに放り込んだだけ』でも、足の踏み場があればそれは立派な100点!
大切なのはママのストレスが減ること
幼児期の子どもの成長はゆっくりでも、ママが楽になる工夫は今すぐできるんです。

②他の子と比較せず我が子のペースを大切にする

支援センターや保育園で「あの子はお片づけ上手なのに、うちの子は…」と比べてしまうことってありませんか?でも、その比較が一番危険なんです。

実は、片づけができるようになる時期は子どもによって全然違うものなんです。
2歳半で片づけが上手な子もいれば、4歳になってもまだまだできない子もいます。
これは性格や発達のペースの違いで、良い悪いではありません。

『うちの子のペース』を大切にすることで、親子ともにストレスが減るはずです。

③ママのストレス管理とセルフケア方法

片づけ習慣を続ける上で一番大切なのは、実は『ママが疲れすぎないこと』なんです。
毎日の育児でくたくたなのに、片づけまで完璧にやろうとしたら、ママが壊れてしまいます。

・「今日はもういいや」と諦める日を作る(罪悪感は不要)
・夫が帰宅後や子どもが寝た後の「10分だけ自分タイム」を確保
・完璧なママ友の話は「へー、すごいねー」で聞き流す

ママが笑顔でいることが、子どもにとって一番の安心材料
『育児よりもママの機嫌が大事』くらいの気持ちで大丈夫!

散らかった部屋で子どもと笑い合える方が、ピカピカの部屋でイライラしているより、ずっと価値があることなんです。

まとめ|幼児期の子どもの片づけは年齢に合った方法で進めよう

まとめ|幼児期の子どもの片づけは年齢に合った方法で進めよう

幼児期の子どもが片づけをやらないのは「わがまま」ではなく、脳の発達というちゃんとした理由があるからです。

2歳は『ポイっと入れる』、3歳は『選択肢を与える』、4歳は『ルールを一緒に確認する』など、年齢に応じた声かけが効果的!
写真ラベルや一時ボックスなど、環境を整えることも大切でしたね。

大切なのは「今日は昨日より少しできた」という小さな成長を認めること

完璧を目指さず、お子さんのペースで続けていけば、必ず片づけが楽しい時間に変わっていきます。

この記事の方法から、「これなら試せそう」と思えるものを一つでも見つけて、親子で楽しく取り組んでみてくださいね。

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